転 職

転職したい教員が今やるべきこと

なかがわ夫婦

おはようございます!なかがわ夫婦です。

教員から民間企業へ転職して、約1ヶ月が経ちました。

大分慣れてきましたが、まだまだできないことばかりで、もどかしい日々が続いています。

何事も最初は大変なのでもうしばらくはきついと思いますが、腐ることなく頑張っていきます。

なかがわ夫婦

それではさっそく本題に入らせていただきます!

教員というのは仕事柄、年度途中で辞めることがなかなか難しいですよね。

そのため、私たちと同様、「しっかりと一年間は担任としての責任を果たしてから退職したい」と考える先生方も多いと思います。

そこで今回は、「今すぐに教員を辞める」という方ではなく、「今年度いっぱいでの退職を考えている先生方が今何をすべきか?」という話をしていきたいと思います。

  • 資格を取るべきか
  • 自己分析をした方がいいのか
  • 求人情報をチェックするべきか
  • 転職エージェントに登録すべきか
  • 今のうちから面接対策をすべきか

などなど。何から初めていいか分かりませんよね。

私たちも「転職する」というのは早くに決めていたものの、実際に何をすればいいのか分からず、モヤモヤしていた時期がありました…

本記事では、私たちの体験をもとに、「今年度で退職を考えられている先生が、今何をすべきか」をお伝えしていきます。

退職する先生がこの時期にやるべきこと

まずは全力で学級経営

とにかく今はこれが一番大切です。

あくまでも私たちの考えにはなりますが、年度末に退職する場合、今この時期にできる転職活動はほとんどありません。

教員から民間企業への転職活動は、以前の記事をご覧いただきたいのですが、大体3〜4ヶ月くらいのスケジュール感になります。

【転職活動】第1回リクルートエージェント面談(後編)転職活動の第一歩として、リクルートエージェントさんとの面談を行いました。転職活動のスケジュールと、今後の動きについて丁寧に説明をしていただき、今後の見通しを持つことができました。実際にいただいたアドバイスもとても参考になりました。教員からの転職を考えていらっしゃる方はぜひご覧ください。...

つまり、極端な話ですが、今この時期に応募を初めてしまうと、8月くらいには次の職場で働き出さなければならないということになります。

受ける会社にもよりますが、私が12月くらいに受けた会社で、4月入社であることを面接の場で伝えたところ、「それは遅すぎますね…」となって気まずくなったこともありました。笑

内定をいただいてから入社までの期間が1ヶ月、長くて2ヶ月くらいは待っていただける会社が多かった印象です。

そのため、4月の入社を考える場合、11月の終わり、もしくは12月くらいから実際に応募を始めるということになります。

なので年末くらいから受けたいと感じた企業に応募して、書類選考→面接という流れで選考がどんどん進んでいきます。

正直、学校での業務もしっかりこなしながら、企業の選考も同時に受けるのはかなり大変です。

転職活動中の私たちの実際のスケジュールについては、ぜひこちらの記事をご覧ください。

転職活動中の1日スケジュール転職活動を行う際、「仕事しながら転職活動なんて本当にできるのかな」「年休たくさん取ることになるのかな」と不安に感じることも多いと思います。そこで、実際に転職活動をしている私たちの転職活動中の1日の大まかなスケジュールをまとめてみました。転職活動を考えている方、今まさに転職活動中の方の何か少しでも参考になると嬉しいです。...

なので、その時期にクラスが荒れてたりすると、保護者対応なども発生したり、帰宅するのも遅くなったりします。

そうなると、選考に集中できません。

そういったことにならないためにも、今のこの時期にしっかりとした学級経営を行なっておくことが大切になります。

夏休みくらいまでは、とにかく学級経営に集中するのが、一番の転職活動だと思います!

とはいえ、完璧な学級経営なんて不可能なので、必ず問題は出てきます。もちろん私もありました。

そうなっても修復できるよう、子ども、そして保護者の方との関係性を今のうちに深めておきましょう!

学校での実績を作る

これについては、以前こちらの記事で解説しました。

まずは今の職場で成果を出すことが大切です教員から転職する際、「まずは今の職場で成果を出すことが大切です」という内容について書きました。一見遠回りのようにも思えますが、まずは現職でしっかりと成果をあげることが、実は転職への一番の近道になるのかなと私たちは考えています。転職活動をされる方の何か少しでも参考になると嬉しいです。ぜひご覧ください。...

履歴書や職務経歴書には、〇〇主任などという役職を書く欄、簡単な自己PRを書く欄があります。

また、面接の際にも必ず、「あなたは教員としてどんなことをしてきたのですか」ということが問われます。

その際、「学級担任として子どもたちと日々向き合ってきました。」というだけでは、あまり面接官には響きません。

(もちろん、一年間担任としての仕事を果たすだけでもとても凄いことなのですが、それだけでは他の方と差別化ができないということです。)

なので、「〇〇主任として、〇〇に力を入れて取り組み、〇〇といった結果につながりました。」などと、しっかりとアピールできるような取り組みを今のうちから準備しておきましょう!

民間企業では数字が大切になってくるので、面接の際も、何か実際に数字を使いながら取り組みを説明できると、かなり印象がいいと思います!

仮にアピールできそうな校務分掌を担当していなかったとしても、「どんなことを考えながら学級経営を行い、どんな指導をし、その結果どう子どもたちが成長していったか」などを具体的に話すだけでも、十分アピールポイントになります。

先ほどの「まずは全力で学級経営」ということと併せて、意識して語れる、アピールできるような取り組みをしておくといいと思います!

自己分析

自己分析ってなんだか難しそう…

私たちも、「自己分析しなきゃ」とは思いつつも、「何やればいいんだろう?」となって、非常に困った時期がありました…笑

結論としては、本などに沿って自己分析をやっていくのがいいかなと思っています。

以前紹介したこちらの二冊はかなりおすすめです!

https://nakagawahuhu.com/god-2/ https://nakagawahuhu.com/calling/

もちろんこれらの本でなくても構いません。

ただ、ここでいう自己分析は、「〇〇が得意」「〇〇が苦手」といった話ではなく、

  • 自分は〇〇な状態が一番好きだから〇〇系の仕事がしたい
  • 将来はこうなりたいから、〇〇の仕事をしたい
  • 〇〇という状態を目指したい

などと、今後実際に進むべき方向性を見つけるのが目的です。

仕事に限らず、「自分はどういう人になりたいのか」「どういう状態が一番居心地がいいのか」などを一度真剣に考えることで、自ずと仕事に求めるものも見えてきます。

求人情報は本当に量があり、何を基準に選べばいいかがなかなか分からないものです。

今のうちにこの自己分析をやっておくことで、いざ応募先を決めようとなった際も、

  • この会社は自分のやりたいことと合致しているな
  • この会社だと、自分の理想の状態は実現できないな

などといった、自分の中に明確な基準を持つことができます。

そのため、結果的に、後々本格的にスタートする転職活動もスムーズにいきやすくなります。

転職したとしても、「転職先の会社が合わず、結局そこもすぐに辞めてしまう…」なんて状況になってしまうと悲しいですよね。

なので、そういった事態を避けるためにも、この自己分析だけはなるべく早い時期にやっておくのがいいのかなと思います!

なかがわ夫婦

転職をしないとしても、この自己分析は人生を見つめ直すいいきっかけになるので、本当にやってよかったです。おすすめです!

おわりに

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

あくまでも私たちの考えにはなりますが、昨年度実際に体験してみて、「今の時期にはこれをするといいんじゃないかな」というのをまとめてみました。

きっと他にもそれぞれのやり方はあると思います。

ぜひ自分に合ったやり方を実践して、転職成功へと結びつけてください!

なかがわ夫婦

私たちのおすすめの転職エージェントは以下二つです。
応募先を決める段階から夫婦揃って丁寧にサポートしていただきました。費用もいっさいかかりませんし、キャリア相談だけでも快く対応していただけますので、気になる方はぜひ一度のぞいてみてください!

転職なら【DODA】求人情報・転職支援会員募集

リクルートエージェント|転職支援サービスの新規会員登録

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA