【元教員の本音】特別支援学校教員は楽？｜なかがわフウフ

なかがわ夫婦

こんにちは！なかがわ夫婦です。

今回は、特別支援学校の教員は、小学校や中学校、高校の教員と比べて楽なのか！？について解説していきます！

妻
(元支援学校教員)

楽なのか？一概には判断できないので、
具体的な項目に沿って比較していきます！

目　次

１　登校・下校時間
２　授業準備
３　休み時間
４　給料
５　休日出勤

１登校・下校時間

結論、他の校種に比べて
特別支援学校は、登校・下校時間が早いです！

▷特別支援学校
【登校】8:30～9:30
【下校】14:00～15:00

▷小・中学校
【登校】７:45～8:20
【下校】15:00～16:30（小）
　　　　16:00～18:30（中）

▷高校
【登校】７:20～8:20
【下校】16:00～19:00

自治体や学校によって差はあると思いますが、特別支援学校は比較的、他の校種と比べて登校時間が遅いです。
９時登校のため、一番早い登校でも８時過ぎです。

小学校や中学校、高校は、７時過ぎには登校してくる子供たちもいると聞きます…。

妻
(元支援学校教員)

職員の勤務時間を考慮して、
子供たちを登校させてほしいですよね。

私が勤めていた学校では、
先生たちの勤務開始時刻８:３０からは児童生徒掌握（見守り）のため
当番制で朝会には参加せずに廊下等にいる先生がいました。

小学校や中学校、高校では、学校の仕組みとしての見守りは基本なく、担任の先生に任せれているところがほとんどだと思います。

また、下校時間も１５時と比較的、早くなっています。
子どもたちが学校にいる時間が短いので、下校後から退勤時刻まで２時間ほど余裕があります。

他の校種の場合、登校が早く、下校が遅いため、子供たちが帰ってから仕事をする時間はほぼ０と聞きます。部活動があると、完全に０です。

夫(元小学校教員)

僕の退勤は16:45だったけど、子どもたちが16:30に帰って
残り15分で教室の片付けとかしていたら、もう定時だったよ（苦笑）

登校・下校時間について、他の校種と比較すると、
特別支援学校は「楽」と言えるでしょう！

２授業準備

結論、他の校種に比べて
特別支援学校は、授業準備に時間と手間がかかります！

妻
(元支援学校教員)

毎回の授業、ほぼ１から手作りしてました！

特別支援学校の中でも、知的障がいを主とする学校では、教科書がない！と言ってもいいに等しいため、ほぼ1から授業準備を行います。

個別授業の場合は、１人１人に合わせてワークシートや教材を準備。
一斉やグループ授業の場合は、スライドをPowerPointで作成、ワークシートをWordで作成します。（個別に変更を加えることもあります）

夫(元小学校教員)

小学校は教科書・指導書・ドリルも
揃っているから準備しなくても最低限の授業は何とかなるよ。

妻
(元支援学校教員)

え～!準備０なんてあり得ない！
スライドとか結構時間かかるんだよね～
まぁ、そこが楽しいところでもあるんだけど。

夫(元小学校教員)

パワポの達人だね！

授業準備について、他の校種と比較すると、
特別支援学校は「楽」とは言えないでしょう！

３休み時間

結論、他の校種に比べて
特別支援学校は、休憩時間が割ときっちり確保されています！

多くの先生方は、給食の時間＝休憩時間ではないでしょうか？

夫(元小学校教員)

そうだった！
全然、休憩時間じゃなかった（笑）

特別支援学校では、給食の時間にも支援が必要であることから、休憩時間には設定されていないことがほとんどだと思います。

そのため、子供たちが下校後、休憩時間が45分きっちり確保してあります！

夫(元小学校教員)

うらやましすぎる…。

妻
(元支援学校教員)

休憩時間にはコンビニ・銀行に行く先生もいました！
私は、早く帰りたかったので、PCとにらめっこでしたが（笑）

休憩時間について、他の校種と比較すると、
特別支援学校は「楽」と言えるでしょう！

４給料

結論、他の校種に比べて
特別支援学校は、＋αの手当があるので給料はほんの少し高いです！

夫(元小学校教員)

たしかに。
採用年度一緒なのに妻が１万円くらい多かったです。

手当の名前は各都道府県で異なりますが、特別支援の手当が１万円くらいありました。
この手当をどのように考えるか賛否あると思いますが、手当が貰えるのは事実です。

ちなみに特別支援学校だけでなく、特別支援学級も手当が貰えることが多いです。

給料について、他の校種と比較すると、
特別支援学校は「いい条件」と言えるでしょう！