こんにちは!なかがわフウフです。
よく、「教員からの転職は難しい」と言われますが、今回はそれについて実際に教員からの転職活動を経験した、私たちなりの考えを話していこうと思います。
結論、
教員から民間企業への転職は、民間から民間への転職よりはハードルが高いが十分可能
というのが、私たちの考えです!
また、詳しくは以下解説していきますが、教員からの転職について一般的に言われることに対しての私たちの考えは、
・一般的に教員の給与水準が民間企業よりも高いことが多い
→一時的な年収ダウンを許容できる人であれば問題なし
・全ての職種、業界において未経験だから
→入社してしまえば全く問題なし、面接でも自信を持ってアピールしよう
・転職するタイミングが限られてくる
→ここについてはしょうがないので、割り切る
となっています。
- 周りに転職している先生もいないし、無理かな
- 教員からの転職を考えているけど、難しいのかな
と思われている先生方は、ぜひ今回の記事をご覧ください!
※私たちは20代で教員から転職しましたので、主に同じような年代の方に参考にしていただけると嬉しいです!
どうして教員からの転職は難しい?
まずは、一般的に「教員からの転職が難しい」と言われている理由について解説していきます。
その後、それぞれの意見に対して、私たちなりの意見を書いていきますね!
教員の給与水準が民間企業よりも高いことが多い
実際にいくつか求人を見てみると分かると思いますが、教員は何だかんだしっかりとした額の給与をいただいています。
(長時間働いている先生もいらっしゃいますので、時給換算すると分かりませんが、、笑)
もちろん若手のうちは「高い!」と感じるほどではありませんが、それでもボーナスなどを含めるとそれなりの額になります。
20代で転職した私たちもそう感じたので、30代、40代となって、より給料が上がった状態で転職をしようとすると、さらに年収ダウンになってしまうことが多いと思います。。
全ての職種、業界において未経験だから
こちらもよく言われることです。
例えば、営業職から営業職への転職を考えている人がいたとしたら、
前はこんな商品の提案を行なっていたんだ。
うちの会社でもしっかり売上作ってくれそうだな。
(これは少し極端過ぎますが、、笑)
同じ業界や同じ職種への転職の場合、企業側からすると、その人が転職後、自分の会社でも活躍してくれるという未来が想像しやすいと思います。
学校の先生の業務を考えてみると、
毎日何人もの生徒の前で授業をして、学校行事の運営もして、保護者対応もして。
これだけでも本当にすごいことです。
すごいことではあるのですが、これらは民間で言う
- 営業
- 企画
- マーケティング
などの職種にはどれも該当しません。
そのため、
この人はうちの会社で何ができるのかな?
というのが、直感的に分かりづらいのだと思います。
転職するタイミングが限られてくる
担任を持っている場合、どうしても3月末に退職するしか選択肢がなくなってきます。
(もちろん今現在あまりにも仕事が辛くしんどい人は、今すぐの転職を考えていいと思います。)
一般的に、この時期は求職者の数も多いと言われていますので、必然的に競争率は高くなります。
また、一般的に教員の方は残業時間が多い方もいらっしゃると思います。
そもそも転職活動のための時間を捻出できないと、さらに転職は難しくなります。
実際に教員からの転職活動をしてみて感じたこと
ここまでは、一般的に教員からの転職が難しいと言われる理由について書いてきました。
ここからは、上記で言われている内容に対して、私たちが実際に転職活動をしてみて感じたことを書いていきたいと思います!
一般的に教員の給与水準が民間企業よりも高いことが多い
これは恐らくは正しいです。
実際、私たちも年収はおそらく下がります。
以前、こちらの記事にも書きましたが、営業職なので、歩合で教員時代の年収を超える可能性もありますが、基本給だけでは教員時代の年収よりも下がります。
なので、「教員時代よりも年収を絶対に落としたくない」と考えている方にとっては、その分条件が厳しくなるのではないかなと思います。
ただ、逆に若いうちの転職であれば、それほど給料も高くありませんし、ポテンシャル採用として、年収がいい会社から内定をいただける可能性もあります。
また、30代、40代からの転職であっても、「多少の年収ダウンは覚悟の上」といった気持ちで活動しようと思っている人であれば、十分に可能だと思います。
全ての職種、業界において未経験だから
事実としてはそうなのですが、入ってしまえばどうとでもなるというのが体感です。
実際私たちは二人とも、未経験として営業職に転職しましたが、今のところ特段問題なくやれています。
極端な話、教員をずっと続ける場合であっても、自治体や学校によって細かなルールは違ってきます。
でも、数ヶ月、数年と働いていくうちに必ず慣れますよね。それと同じです!
公務員から民間ということで、もちろん学校間の異動よりはるかにギャップは大きいですが、とはいえすぐ慣れます。
また、直接的には未経験であっても、
- 文章を書く
- 人に分かりやすく説明する
などの教員時代に培われたスキルは必ずどの職場でも役に立ちます。
なので、逆にいうと、面接の場面でもこれらの部分をしっかりアピールできると、「この人は民間でもやっていけそうだな」と思っていただけると思います!
転職するタイミングが限られてくる
これについては、もうしょうがありません。
基本的に、学年度末まではやり遂げてから転職するのがやはりベターかなと思います。
上記でも書いたように、担任を持っている以上、ライバルも多くなる4月に向けての転職活動になりますが、ここはもう割り切って活動しましょう!笑
逆に
- どうしても今応募したい企業がある場合
- 仕事が辛く、体調を崩している場合
- 何がなんでも今すぐ転職したい場合
こういった方は、今すぐにでも転職活動を始めてみていいと思います。
別に転職活動をしたとしても、必ず転職しなければならないわけではありません。
お金がかかるわけでもありませんし、学校にバレるわけでもありませんので、気になる方はまず転職エージェントや転職サイトに登録してみるといいと思います!
入社の時期を調整してもらうのか、引き継ぎを早急に済ませて転職するのか、転職先が決まってから考えるのも一つの手です!
※参考までに実際に私たちも活用した、おすすめの転職エージェントを紹介しておきますので、気になる方は覗いてみてください。
業界最大級の求人数と豊富な非公開求人!/DODAエージェントサービス リクルートエージェント|転職支援サービスの新規会員登録まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、「教員からの転職は難しい」と言われていることに対して、実際に教員から転職した私たちが感じたことを述べてきました。
繰り返しにはなりますが、
結論としては、
教員から民間企業への転職は、民間から民間への転職よりはハードルが高いが十分可能
また、教員からの転職について、よく言われることへの私たちの考えとしては、
・一般的に教員の給与水準が民間企業よりも高いことが多い
→一時的な年収ダウンを許容できる人であれば問題なし
・全ての職種、業界において未経験だから
→入社してしまえば全く問題なし、面接でも自信を持ってアピールしよう
・転職するタイミングが限られてくる
→ここについてはしょうがないので、割り切る
というのが今回の内容でした。
教員からの転職を考えている方にとって、少しでも参考になると嬉しいです!
私たちのおすすめの転職エージェントは以下二つです。
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