こんにちは!なかがわフウフです。
転職先の会社や取引先の会社から、
- なんで先生辞めたの?
- 公務員辞めるなんてもったいなくない?
と、本当によく質問されます。
一言では回答できませんし、答えづらい質問でもあるので、「もうこの質問はやめてくれ」と常々思っています。笑
ただ、これだけよく聞かれるということは、「教員を辞める人の理由」について、気になっている人も多いのかなと思います。
なので、今回は「私たちが教員を辞めた理由」について書いていきます。
少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです!
後悔したくなかった
正直、この理由につきるといっても過言ではありません!
「人生は一度きり」と最近よく言いますが、本当にその通りです。
私たちは別に、「学校が嫌」「教員の仕事が嫌」というわけではありませんでした。
もちろん業務の中には、不満があるものもありましたし、大変な仕事もありました。
しかしそれも踏まえても、「学校の先生」という仕事はやりがいがあり、子どもたちからも元気をもらえる、本当に魅力的な仕事です。
ですが、私たちは
- 民間企業でも働いてみたい
- 副業にも挑戦したい
- ゆくゆくはフリーランスも目指したい
というように、
「学校の先生」として以外にもやりたいことがたくさんありました。
「それをやらずに人生を終わりたくないな」という思いが強かったです。
契機となったのは、よくも悪くもコロナでした。
コロナを機に自宅で過ごす時間が増え、書籍を読んだり、ビジネス系の方のYouTubeでの発信などを見ることが増えました。
それ以前から、副業や転職、起業といった言葉はもちろん聞いたことがありましたが、この頃
- 「こんなにたくさんの人が副業しているんだ」
- 「今は自分で働き方が選べる時代なんだ」
と改めて感じたのを今でも覚えています。
極端な言い方をすると、「転職=逃げ」というイメージがそれまでの自分の中にはありました。
副業についても、一部の限られた優秀な人、才能を持った人だけがやっているようなイメージを持っていました。笑
いい意味で、そういったイメージが自分の中で崩れたのです。
そこからは、逆に
「今すぐ行動しないと絶対に後悔する」
と、何かに取り憑かれたように、行動を始めました。笑
このブログやSNS発信もちょうどその頃始めました!
副業にもチャレンジしたかった
先ほどの「後悔したくなかった」というのと少し重なりますが、この思いも強かったです!
今の時代、
- ブログやSNSで情報発信をする
- クラウドワークスでお仕事を受ける
など、自分たちでお金を稼ぐ手段は、たくさんあります。
ですが、公務員である限り、基本的にこれらの副業には取り組めません。
「公務員が安定している」とよく言いますが、結局は国からいただいている給料です。
万が一給料が下がれば、当然生活は苦しくなりますし、退職金も私たちが受け取ることには、ほぼ確実に下がっているはず。
そんな時、「自分で稼ぐ」という手段を持っていないのは、かなりのリスクなのではないかと考えるようになりました。
「会社員として働きつつ、副業にも取り組んで収入を得る。」
という働き方が、今の時代には合っているような気がしました。
転職した今は、会社員としての仕事の合間に、副業としてブログとWebライターに挑戦しています。
忙しいですが、とても充実しています!
民間の世界も見てみたかった
大学3・4年生の頃、教採を受けるか民間企業の就活をするか、悩んだ時期があります。
「教員になりたい」という思いは、もちろんありました。
ですが、「自分が何になりたいのか」、正直よく分からないまま社会人生活が始まった部分もあります。
(こういう人って意外と多いんじゃないかな、、と勝手に思っています笑)
なので、「民間企業に就職していたらどんな人生だったのだろう?」と思うこともありました。
よく言われる「教員は社会を知らない」という言葉に対しても、「そんなことはない」とは思いつつも、自分の中でどこか言い返せないところもありました。
そんな中、
「一度民間に転職すれば、これらのモヤモヤは解消されるのでは?」
と考えるようになりました。
また、教員も民間企業もどちらも体験した人はそんなに多くないと思いましたので、単純にそれが面白そうだとも思いました。
今は、実際に教員も民間も経験できています。
それぞれのいいところと悪いところを感じることができて、面白いです。笑
子どもたちに「同じ」を強制するのが嫌だった
これは少し、学校への愚痴っぽくなってしまいます。
あくまでも個人的意見ですので、ご了承ください!
今の学校では、子どもたちみんなに「同じ」であることを求めすぎな気がします。
例えば、きっちりと決められた時間割もその一つです。
水泳や音楽、図工、習字などは、
得意な子不得意な子、あるいは好きな子嫌いな子に当然分かれます。
もちろん色々なことに取り組んでみることも大切です。
ただ、もう少しその子の好きなこと、興味のあることに取り組む時間があってもいいのではとも思います。
例えばですが、、
国語や算数などは別として、実技教科は選択して取り組むなど、いわば大学で講義を選択するような形の教育などもありですよね。
これからは、なんでもある程度できる平均的な子どもではなく、自分の長所に特化した子どもも、間違いなく必要とされるはずです。
実際海外には、そういった教育の体制もあると聞きます。
もっと子どもたち一人ひとり、個を伸ばしやすいような教育ができると、面白いのではないかなと思います!
最悪、教員にも戻れる
少しズルい考え方ですが、、苦笑
当然ですが、私たちは転職した今でも教員免許は持っています。
なので、もし転職に失敗し、「やっぱり教員が良かった」となった場合でも、もう一度教員に戻るという選択肢も選べます。
もしかすると、すぐに正規採用をしていただくことは難しいかもしれませんが、勉強を続ければ、採用される可能性は十二分にあります。
以前の私の職場にも、教員→民間→教員というキャリアの先生がいましたので、絶対に可能です!
学校現場は、人手不足の状態が続いています。
一時は臨時採用でもOKという人なら、転職に失敗した時のリスクもかなり少ないと思います!
おわりに
いかがでしたでしょうか?
今回は、「私たちが教員を辞めた理由」について改めて書いてみました。
結論としては、
- 後悔したくなかった
- 副業にもチャレンジしたかった
- 民間の世界も見てみたかった
- 子どもたちに「同じ」を強制するのが嫌だった
- 最悪、教員にも戻れる
というものでした。
教員を辞める理由は、人それぞれでいいと思います。
いざ民間の世界に出てみると、思っていたより多くの人が転職を経験しています。
思い切って一歩踏み出してみると、きっとまた違った世界が見えるはずです!
教員から転職するかどうか迷われている方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
私たちのおすすめの転職エージェントは以下二つです。
応募先を決める段階から夫婦揃って丁寧にサポートしていただきました。費用もいっさいかかりませんし、キャリア相談だけでも快く対応していただけますので、気になる方はぜひ一度のぞいてみてください!
臨時も含め小学校の教員を15年、そのうち育休で働いたのは半分くらいですが、これまで自分はこの仕事のために大学へ行き、勉強し、採用試験を何度か受けてきたため、これしか無いと思って頑張ってきました。育休中に、色々な人と交流して、教員以外にやりたい事がどんどん見えてきました。今は育休明けて教員をしています。やっぱり教員の仕事は大変ですが楽しいです。どこかのタイミングでもう一つのやりたい事を実現したのですが、なかなか勇気が湧きません。また、何から手をつけて良いのかわからず、相談する人もいないので、こちらのブログを読んで、具体的に書かれてあり、参考になります。子どもがいても私の人生だから、私がよかったと思えるようにやりきりたいですね。これからもブログ参考に頑張らせていただきます。
返信遅くなってしまい、すいません。。
そんな風に言っていただけて、とても嬉しいです!
私たちも転職前の方が給料はよかったり、補助も手厚かったりと、いいことばかりではありませんが、、
夫婦で楽しくやっております。笑
おがさんのおっしゃる通り、私たちも後悔のないように、今後も頑張っていきたいと思います。
コメントいただき、ありがとうございました!