学 校

【現役教員が語る】教員になってよかったこと5選

今年も教員採用試験の季節になりました。先日発表された、熊本県の教員採用試験志願状況には以下のように書かれていました。

「倍率は小学校が1.5倍(前年度2.0倍)、中学校が3.8倍(前年度4.5倍)、高校が11.4倍(前年度12.2倍)、特別支援学校(学級)が4.5倍(前年度3.3倍)、養護教諭が6.7倍(前年度6.2倍)、栄養教諭が8.3倍(前年度13.5倍)となり、小学校では倍率が2.0倍を割り込んだ。」

教員採用試験対策サイトより引用

熊本県だけではなく、多くの都道府県で採用試験の倍率が下がってきている中、「教員ってやっぱり大変なのかな」「本当にこのまま教員になっていいのかな」と思う方も多いかと思います。

そんな、「これから教員になろうと考えている」「でも不安だな」という方に、現役教員のわたしたちが、教員になってよかったと感じていることを紹介していきたいと思います。

私たちの考える、教員になってよかったことは以下の5つです。

教員になってよかったこと

  • 給料・ボーナスが安定してもらえる
  • 長期休業がある
  • 仕事に飽きることがない
  • やっぱり子どもはかわいい
  • 子どもの成長を目の当たりにできる

1つずつ解説していきたいと思います。

給料・ボーナスが安定してもらえる

新型コロナウイルスが世界的に流行し、給料やボーナスが減ったという人も多かったと聞きます。

教員も、ボーナスが少しだけ減りましたが、給料もボーナスも、ほとんど通常通りの金額が支払われました。

公務員はもう安定とは言えないという声も多い中、こういった面ではやはり安定しているなと感じます。(若いうちは、決して給料が高いとは言えませんが・・・笑)

長期休業がある

夏休み・冬休みといった長期休業があります。民間企業について、あまり詳しくないので分かりませんが、教員の場合、比較的長期間休みを取ることができます。

よく、「先生は夏休みがあるからいいですね。」と言われますが、全く働いていないかというとそうではありません。

しかし、子どもが登校してこないので、当然授業等はなく、比較的休みが取りやすかったり、自己研鑽をしたりと、自分のペースで仕事をすることができます。

年休(有給休暇)も活用して、長期で旅行にいく先生などもたくさんいらっしゃいます。

仕事に飽きることがない

同じ学年・同じ子どもたちを担任していても、1日として全く同じ日というのはありません。

ルーティンワークでない部分がとても多く、日々様々なことを体験できるのでとても楽しいです。

また、自分が「これやってみたいな」と思ったことはすぐに実践できたり、自分の得意なことを活かしたりすることができます。

やっぱり子どもはかわいい

やっぱり子どもは純粋で、とても可愛いです。

様々なことに興味をもち、個性豊かで、1人として同じ子どもはいません。

誕生日の時には、お祝いの手紙を書いてくれたり、誕生日会を開いてくれたりもしてくれます

子どもの成長を目の当たりにできる

これが、教育者としては1番嬉しいことかもしれません。

自分が関わった分だけ、あるいは時間とともに、子どもたちはどんどん成長していきます。

思った通りにいかないことも多く、もっと適切な関わり方ができたのではないかと悩むことも多々ありますがですが、毎日の関わりの中で、子どもたちの変化や成長を感じることができ「頑張ってよかったな」と思えます。

おわりに

他にもたくさん、教員になってよかったことはあるのですが、今回は5つに絞ってお伝えしてきました。

「教員はブラックだ」と言われることも多いです。

たしかに大変なことも多いですが、本日お伝えしてきたように、本当にやりがいの多い仕事です。

子どもが好きで、何かクリエイティブな仕事がしたいという方には、とてもおもしろい仕事だと思います。

教員になるかどうか迷っている方にとって、何か少しでもお役に立てていると嬉しいです。

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