転 職

面接最後の逆質問で盛り上げよう

なかがわ夫婦

こんにちは!なかがわフウフです。

今回は、私たちが実際に転職活動の面接を受けていく中で感じた、「逆質問の重要性」について書いていきたいと思います。

ほとんどの面接では、一通り面接官からの質問が終わった後に、こちらから質問をする時間が設けられています。

そこで、「特にないです」というのは、あまりにももったいないです。

せっかく企業のことについて直接聞ける貴重な機会ですし、何より何も質問しないと、入社意欲が低いと見られてしまいかねません。

なので、しっかりと入社する上での疑問点を解消しつつ、こちらの入社意欲を伝えられるような逆質問ができると、面接官の方からもかなり好印象を持っていただけると思います。

これから転職活動をされる方は、ぜひご覧ください!

逆質問をされる理由

当たり前ですが、逆質問も面接の一部です。

こちらから質問する時間ではありますが、面接官からの最後の質問くらいに考えておくことが大切です。

なぜ面接で逆質問をする時間が設定されているのかということを理解し、その意図を汲んだ逆質問をすることが大切です。

なかがわ夫婦

私たちが考える「逆質問をされる理由」は、大きく三つあります。

入社する上での不安を解消する

まず、企業としても、せっかく採用する以上は長く働いてほしいという思いがありますので、私たち応募者の入社する上での不安を、少しでも解消しようとする目的があると思います。

求人票や、企業のHPなどはもちろん事前に目を通しますが、それでも分からない情報というのは必ず出てきます。

そこで逆質問の時間は、分からないことを社内の人間に直接聞ける貴重な機会ということになります。

つまり、逆質問の際に何も聞かないのは、単純に自分が損ということだね。

逆に、企業側としてもミスマッチが起きないかという不安を解消する場にもなります。

わざわざ応募者が質問してくる内容というのは、その人が重視している項目であることが多いと思います。

そのポイントが、企業側の求めるものと違っていたら、「この人はウチとは合わなそうだな」などといった判断材料にもなります。

入社意欲を確かめる

先ほども少し書きましたが、企業側としても、応募者とのミスマッチは防ぎたいと思いますので、基本的に応募者の疑問点などには親身に対応しようというスタンスなはずです。

しかし、そういった目的もあって、すでに求人票や採用HPに基本的な情報を載せてくれているわけなので、そこと重なる質問をされると、「そのくらい調べてきてよ」となってしまいます。

さらには、

面接官

そんなことも調べてきてないってことは、あんまりウチへの入社意欲は高くないのかな?

といった見方もされかねません。

もちろん、たくさんの情報を暗記していればいいというわけではありませんが、しっかりと事前に下調べをしているかどうかは非常に大切です。

調べてきたことをことさらにアピールする必要はありませんが、調べた上でのより具体的な質問などができると、自然と「この人よく調べてきてるな」という印象を与えることができます。

コミュニケーション力を測る

「転職理由」や「志望理由」などに関しては、同じ企業を志望している以上、どうしても似通った回答になりがちです。(もちろんそれぞれが考えた上での回答がされると思いますが。)

しかし、逆質問の際は、ある意味何を言ってもいいわけです。

そこで何を言うかでその人の個性が現れますし、どのように言うかでその人のコミュニケーション力を測ることができます。

例えばですが、単に質問を投げかけるよりも、なぜその質問をするのか、その意図と合わせて伝える方が面接官としては答えやすいと思います。

また、「自分は〇〇という風に考えているのですが…」と、自分の意見もつけて質問すると、よりその人らしさを感じることができますし、「この人はそんな風に考えているんだな」と、その後のコミュニケーションも進めやすくなります。

それから、質問に答えていただいた後、「分かりました」「ありがとうございます」だけでなく、何か一言感想を述べたり、追加でさらに深ぼった質問などができるといいのかなと思います。

どんな逆質問をするといいか

今はとても便利な時代で、ネット上などで「逆質問の例」がたくさん紹介されていますので、1から自分で質問を考えるのではなく、まずは以下のようなサイトを参考にするのがいいのかなと思います。

あなたの転職を支援する転職サイト「マイナビ転職」

Web・ゲーム・IT業界専門の転職エージェント マイナビクリエイター

転職ならエン・ジャパンの転職サイト

転職エージェントのマイナビエージェント

なかがわ夫婦

実際に私たちも、上記のようなサイトやYouTube、書籍などの情報を元に質問を考えました。また、転職エージェントの方に相談したりもしました。

その上で、自分が特に知りたい内容、志望する業界・職種、面接官の方の役職などに応じて少しずつアレンジしていくのがいいと思います。

ここまでやった上で、ここからは私たちなりに「これはぜひやってほしい」という質問をご紹介していきます!

まずは適切な数を

これは中身ではないのですが、まずは質問の数を意識しましょう。

用意する質問が少なすぎると、面接の中で先に説明されてしまい、最後の逆質問の時間に聞くことがなくなってしまう…ということもありえます。

最低5つほど事前にしっかり用意しておくと、安心して臨めると思います。

また、逆にたくさん質問しすぎるのも考えものです。

面接の時間は事前に決められていますし、当然面接官の方にも次の予定があります。

たくさん用意する分には問題ありませんが、その中でも実際に聞く質問に関しては数を絞ることが大切かなと思います。

少し多く聞くことになってしまった場合は、「まだお時間大丈夫ですか?」などの一言を絶対に忘れないようにしましょう!

面接官の方個人に向けた質問

これは、事前に面接官の方が分かっている場合に限りますが、個人的にはとてもおすすめです!

企業の面接官という立場ですが、当然相手も一人の人間です。誰だって、自分に対して関心を向けられるのは嬉しいですよね。

もちろん「好きな食べ物は何ですか?」など、なんでも聞いていいというわけではありません。笑

例えば、「〇〇さんが、御社で働く上で一番やりがいを感じたのはどんな時でしたか」「〇〇さんが、働く上で一番大切にしてきたことは何ですか。」などの質問が考えられます。

このように聞くことで、相手の方に関心があるということを伝えることにもつながりますし、相手からしても、自分のことを話すことになるので、話しやすいと思います。

また、その人個人に向けた質問ではありますが、「やりがいを感じる瞬間」「働く上で大切にすべきこと」など、こちらが知りたい情報も合わせて知ることができるので、非常におすすめです!

意外と面接官の方の名前は事前に知れることが多いので、ぜひ企業のHPなどでその方を探してみてください。何かその方に関する情報があれば、その情報を元に質問をするのもおすすめです!

面接官が言った内容を深掘りする質問

これは事前に準備することができないので、少し難易度は高めになってしまいますが、これができると、より自分を印象づけることができますし、面接の雰囲気も盛り上がったような気がします!

例えば、面接の中で「弊社は〇〇という社風をとても大切にしています。」などといったやり取りがあったとします。

そこで、最後の逆質問の際に、「先ほど〇〇という社風をとても大切にされているとおっしゃいましたが、〇〇様(面接官の方)がそれを感じるのは具体的にどのような時でしょうか?」などと聞くと、より具体的な質問になります。

また、面接官の方としても、自分の話した内容について質問をされることになるので、話しやすいと思いますし、何より嬉しいと思います。

こんな逆質問はNG

なかがわ夫婦

最後に、こんな逆質問はNGというものもご紹介したいと思います!

ちょっと調べれば分かるような質問

これは先ほども書きましたので、詳しくは書きません。

最低限の情報収集は必ず行ってから面接には臨むようにしましょう!

面接官が既に話した内容に関する質問

これも当然ですよね。笑

例えば、「給料はこのくらいです。」と面接の中で説明があったにも関わらず、「給料はどのくらいですか?」などと聞くと、「人の話聞いてた?」となってしまいます。汗

事前に用意していた質問があっても、面接の中で既に説明された場合、繰り返しの質問にならないよう、気をつけましょう!

福利厚生に関する質問ばかり

福利厚生に関しては、実際気になるところではありますし、「本当はどうなの?」と聞きたくなるところだと思います。

しかし、そこはグッと我慢すべきかなと思います。

もちろん全く聞いてはいけないということはないと思いますが、福利厚生に関する質問ばかりだと、「この人は福利厚生しか見てないな」「待遇ばかり気にしているけど、ちゃんと働いてくれるのかな」といった印象を持たれかねません。

聞かずとも、向こうから会社説明として説明してくださる場合もありますし、転職エージェントを活用して転職活動をしている場合、内定をいただいた後にそういった条件面の確認はしていただけます。

なので、どうしても確認しておきたい項目以外は、福利厚生に関する質問はなるべく控えたほうがいいのかなと思います。

漠然とした内容の質問

答える側になると分かると思いますが、漠然とした質問をされると、「この人何が知りたいんだろう」と、軽く警戒してしまいますよね。

例えば、「社内はどんな雰囲気ですか?」と聞いたとします。

面接官の方の立場からすると、

社員の方の特徴を知りたいのか、社員の仕事へ向かう姿勢を知りたいのか、はたまた上下関係を知りたいのか…

とにかく、何を知りたいのかが明確ではないため、何を答えればいいのかが分かりづらくなってしまいます。

「それはこういうことですか?」と面接官の方から確認されることがないように、しっかりと意図が伝わるような質問を心がけましょう!

おわりに

少し長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。

逆質問は、何を言ってもいいからこそ、何を言っていいかが難しいですよね。

ただ、だからこそ自分をアピールできる絶好の機会でもあります。

ぜひ、今回紹介したような内容を参考に、逆質問を盛り上げて、内定へと繋げていただければと思います!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA