こんにちは!なかがわフウフです。
少し前のことになりますが、先日、異動の内示がされました。
私たち夫婦は、今年度いっぱいで退職をするので、「どこに異動になるかな」というドキドキはありませんでしたが、「他の先生方に何て言おう」という、別のドキドキでいっぱいでした…笑
「せっかくこれまで指導してきたのに」「辞めるなんてもったいない」「後悔するよ」など、マイナスなことを言われるのではないかと、とてもドキドキしていました…
結論、そんなことを言われることは全くなく、「先生はまだ若いからね」「応援してるよ」「その決断力がすごい」と、むしろ背中を押していただき、とても嬉しかったです!
「教員を辞めると周りの先生方に伝えたら、どんな反応をされるんだろう」「否定的な目で見られたりしないかな」と不安に感じている方もいらっしゃるのではないかと思いますので、今回はその日のことについて書いていきたいと思います。
先生方に伝えるまでの状況
異動の内示がされる当日までに退職することを伝えていたのは、管理職と、プライベートでもお付き合いさせていただいている、一番親しい先生だけでした。
ただ、面接をたくさん受けていた時期は年休をいただくことも多かったので、「どうかしたのかな」と思われていた先生方は多かったと思います。
後日談ですが、私たちは結婚したばかりということもあって、「式の準備でバタバタしているのかな」「子どもが生まれるのかな」などという憶測が飛び交っていたそうです…笑
とはいえ、何もはっきりとしたことは分かっていなかったと思うので、内示の日はいよいよ全職員に伝わるということで、「どう説明したらいいかな」と、かなりドキドキしていました。
退職することを周りの先生方に伝えた時の反応
内示発表後、「先生、次どこだった?」と聞かれる度に、「実は…」と正直に本当のことを話していきました。
「適当な異動先を言おうかな?」などと考えた時期もありましたが、絶対にすぐバレますし、バレた時余計気まずくなるなと感じたのでやめました。笑
ただ、実際に伝えてみると、もちろん驚かれはしたものの、「そっか、でも先生はまだまだ若いもんね」「私は先生のこと応援します」「先生の人生だからね」と最終的には背中を押していただいた先生方ばかりでした。
他にも、「私もずっと挑戦したいことがあったけど、踏み出せなかったんだ」とか、「娘もこの前転職して、元気にやってるよ」など、とても温かい言葉をいただきました。
それまでもお世話になってばかりでしたし、職場の先生方には本当に感謝しかありませんでした。いい職場、いい先生方に恵まれていたなと改めて感じることができました!
なので、言うまでは非常に億劫で緊張していましたが、いざ言ってみると、温かく受け入れてもらえたというのが、私たちの体験でした。
もちろん、内心どのように思われていたかまでは分かりませんが、このような言葉を言っていただけただけでも、とっても嬉しかったです!
先生方に退職することを伝えた感想
今回、転職することを伝えてみて感じたことは、先生方の中にも少なからず、私たちと同じように今の職場に対して何らかの不満を抱え、何かに挑戦してみたいと考えている方もいらっしゃるということです。
「教員一筋!」という方もいらっしゃると思いますが、必ずしもそんな方ばかりではありませんし、そうである必要もないと思います。
「私も挑戦してみたいと思ってるんですよね」「先生のその決断力が羨ましい」などという言葉は、もちろん私たちを気遣ってくださっての言葉だとは思いますが、どこかにご自身もそういった思いを抱えられての言葉だったのかなと思います。
なので、もちろん反対する方も中にはいらっしゃるとは思いますが、一方では、共感してくださる方も必ずいらっしゃるはずです!
今回転職という形にはなりましたが、3年間私たちなりに学校の仕事に全力で取り組んできたからこそ、応援のメッセージをいただけのだと思います。
様々な思い、事情を抱えての退職ではあると思いますが、可能であるならば在職している期間は、しっかりと仕事に全力で取り組むことで、いざ退職する際にも応援していただけるはずです!
おわりに
いかがでしたでしょうか?
いざ転職すると周りの先生方に伝えるのはとても緊張しますよね。
そういった方に、私たちの体験を知っていただいて、少しでも何かご参考になればと思い、書かせていただきました。
結局、最後は職場次第というところはあると思いますが、それまでしっかりと仕事に取り組んでいたなら、応援してくださる先生方もたくさんいらっしゃるはずです!!
伝えるのは非常に緊張しましたが、きちんと伝えてよかったなと私たちは感じています。職場には、それまでお世話になった先生方もたくさんいらっしゃると思いますので、あまりごまかさずに、正直に伝えた方が後腐れもなくいいと私たちは思います!