みなさんこんにちは!なかがわフウフです。
今回は、転職活動をする上で、「SPI対策はすべきか」というお話をしていきたいと思います。
実際に私たちが転職活動する中でも、一次選考の前後でSPIを課されることが多々ありました。
きちんと計算したわけではありませんが、体感的には、10社につき1社くらいの頻度で課されたかなという印象です。
転職活動を始めるにあたり、「SPI対策はすべきかどうか分からない」という方は、ぜひご覧ください。
そもそもSPIとは
簡単にいうと、採用の際に課されるテストのようなものです。
SPIとは、そのテストの一種のことで、リクルートマネジメントソリューションズ社が作成、販売しており、日本では圧倒的なシェアを誇っているそうです。
SPIのほかにも、いくつかの種類のテストがあるみたいですね。
大きくは、問題などを解いて知的能力を測る「基礎能力検査」と、その人の人となりを知るための「性格検査」の二つに分かれています。
正直「性格検査」については、私たちは対策は行いませんでした。
(企業の風土や職務内容にきちんと適した人材かどうかを判断する材料になることは間違いありませんので、余裕があれば理解を深めておくことは大切です。)
ただ、検査自体はアンケートのような感じですので、あまり深く考えずに、正直に答えていけば問題ないかなと思います。
ただ、以前お伝えしたように、質問の数は多いですので、あまり考え過ぎずにパパッと答えていくことが大切です!
さらに、SPIの中にも、いくつかの種類があります。
「ペーパーテスト」「テストセンター」「WEBテスティング」「インハウスCBT」といった種類がありますので、それぞれ簡単にご説明します。
ペーパーテスト
志望する企業に出向き、マークシートなどで受験します。
テストセンター
専用会場が設けられ、そこでパソコンを利用し受験します。
選択問題なので、最悪分からなくても勘で答えることもできます。笑
WEBテスティング
自宅のパソコンで受験します。
「テストセンター」との大きな違いとして、電卓の使用が前提とされているので、慣れておくことが大切です。また、選択ではなく、直接入力して答える問題が多いです。
コロナ禍ではこの「WEBテスティング」を実施する企業が増えているみたいですので、対策しておくといいかなと思います!
インハウスCBT
企業に出向き、企業内のパソコンで受験します。
割合としては、「テストセンター」が最も使われており、その次に「WEBテスティング」、「ペーパーテスト」、「インハウスCBT」といった順で続きます。
「インハウスCBT」に関しては、かなりレアなようで、またテスト内容も「WEBテスティング」とほぼ変わらないそうなので、あまり気にしなくていいかなと思います。
これまでは、「テストセンター」の割合が圧倒的に多かったようですが、コロナ禍で少しずつそれも変化しつつあるようです。
私が企業から課されたのは「WEBテスティング」しかありませんでした。
妻も、一回だけ企業に出向き受験しましたが、そのほかはすべて「WEBテスティング」での受験でした。
私たちのように転職する際にSPIを受験する場合と、新卒で入社する際に課されるSPIでは、少し種類が違うようですので、自分に合ったSPI対策をすることが大切です。
SPI対策はすべきか
結論、人によるかなと思います。
極端な話、志望する企業がかなり絞られていて、事前の情報で、その企業の選考にSPIがなければ、対策する必要はありません。
反対に、私たちのように、結構幅広く応募をしていく場合には、それらすべての選考内容を事前に把握することは難しいため、対策しておいた方がベターなのかなと思います。
私たちは、職種はある程度絞っていたものの、初めての転職ということもあって、結構幅広く応募をしていました。
結局夫婦二人とも、最終的に内定をいただいた企業では、SPIを課されましたので、一応対策しておいてよかったなと思いました。
私たちの場合はこうでしたが、もちろん選考を受ける中で一度も課されることがなかったという人もいらっしゃると思います。
正直、「SPIが課されたらしょうがない」と割り切って活動を進めるのもありだと思います。しかし万が一、一番行きたいと思った企業で、SPIが課されることになったら後悔するかもしれないと思って、私たちは一応対策をしました!
なので、もちろんメインは面接対策が重要になってくると思いますが、可能ならばSPIについても、できる範囲で対策しておくのがベターかなと感じています。
そこまでガッツリと対策する時間もないと思いますので、以下で紹介するテキストなどを一周解くだけでも全然結果が違ってくるかなと思います。
私たちが対策で活用したテキスト
私たちが活用したテキストは、以下2冊です。
【テストセンター・SPI3-G対応】
これが本当の転職者用SPI3だ! 改訂3版 (本当の就職テスト)
【テストセンター・SPI3-G対応】 これが本当の転職者用SPI3だ! 改訂3版 (本当の就職テスト)
はじめ、こちらを購入して対策を行いました。
実際にテストで出てくる出題範囲がしっかりと網羅されていて、解説も分かりやすいです。
これが本当のWebテストだ!(3) 2024年度版
【WEBテスティング(SPI3)・CUBIC・TAP・TAL編】 (本当の就職テスト)
これが本当のWebテストだ!(3) 2024年度版 【WEBテスティング(SPI3)・CUBIC・TAP・TAL編】 (本当の就職テスト)
最新の傾向などもしっかりと反映されており、様々なテストに対応しています。
正解と、正解にたどり着くための解法まで丁寧に掲載されているため、とても分かりやすいです。
上記の「テストセンター」で出題される問題とは少し出題範囲が異なり、出題形式も全く違いますので、こちらの「WEBテスティング」についても対策もしておくことが大切です。
繰り返しになりますが、結局私たちが企業から課されたのは、ほとんどがWebでの受験でした。コロナ禍ということもあって、今はWebでのテストも多いと思います。どちらの対策をすればいいか迷ったら、こちらの方がおすすめなのかなと個人的には思います!
おわりに
いかがでしたでしょうか。
正直、私たちは結構早い段階から転職に向けて動き出していましたが、それでも十分にはSPI対策をすることはできませんでした。
しかし、それはほとんどの転職者に共通することだと思います。
完璧な対策とまではいかなくても、本日紹介したようなテキストを購入し、一周か二周取り組んでおくだけでも、かなり違ってくるはずです。
できる範囲で対策して、後悔の残る転職だけはしないようにしていきましょう!