こんにちは!妻です。
約3年前、人生で初めて転職活動を始め、教員から民間企業に転職しました。
そして、現在2度目の転職活動を終え、新たな仕事をスタートしようとしています。
もう転職?辞めるの早くない?
そんな声が聞こえてきそうです。
正直、自分でも「もう少し続けてからでも…」とかなり葛藤しました。
今回は『なぜ2度目の転職活動を決意したのか』を紹介していきますので、
・転職を迷っている方
・教員から転職した人のリアルな経過が気になる方
ぜひ最後までご覧ください!
1.1度目の転職で実現できたこと(=転職の軸)
1度目の転職では、当時の転職の軸であった「ワークライフバランス」「IT関係の仕事に就く」を実現できました。
そもそも、なぜ「ワークライフバランス」「IT関係の仕事に就く」を軸としたのか。
ネガティブ理由とポジティブ理由の2つに分けて整理してみました。
●休日出勤しないために持ち帰りの仕事が必須
●土日は自宅で教材準備
●24時間先生でいなきゃ!という謎の緊張感
●管理職や年配の先生方の働く姿
●年々倍率が下がり続けているのに一生この仕事をするのかという葛藤
●介護や子育てに直面した時に教員を続けることに限界を感じた
●長期休業中の連続休暇は取りやすいが、平日休みは絶望的に取りにくい
●校内のICT利活用が進み始めた頃でICTに興味をもった
●学校の働き方改革などICT利活用に携わる仕事をしてみたいと思った
●ワクワクを大切に生きていきたい
●ライフステージに合わせて柔軟な働き方ができる仕事に就きたい
●副業にチャレンジしたい
●メリハリをつけてプライベート・仕事を充実させたい
100%ではありませんが、1回目の転職で自分が理想とする「こうありたい」という姿に少しは近づくことができたかな?という実感です。
教員からの転職では、完全に未経験からのスタートとなるため「第二新卒」というカードを使っても、書類選考になかなか通らない、求められる条件を満たせない、というのが現状でした。
当時、お世話になったdodaのエージェントさんからは
完全に未経験からスタートになるため、1社目では経験を積み、実績をしっかり残すことで今後のキャリア選択を広げる機会になれば良いと思います。
と、このようなアドバイスをいただいていました。
そのため、1度目の転職は、最終的に「こうありたい」という理想の姿に近づくための第1ステップと捉えていました。
順調に思われた「1度目の転職」ですが、転職して3年目に「2度目の転職」を考えることになります。
2.2度目の転職を考えた3つのきっかけ
少しずつ成果が見えてきて、仕事が楽しくなってきた2年目。
もうすぐ3年目になろうとしている頃、いろんなことが重なり、転職するか悩むことになりました。
具体的には、以下3つのきっかけがありました。
- 今後が不安になる出来事が連続して発生した
- 業界内での給与の低さになんとも言えない気持ちになった
- 30歳に子供がほしいと思った時に今がラストチャンスだと思った
もしかして短期離職を繰り返してしまうループに入ってる?
今だけ心が揺れてるだけでは?
と「転職」が頭に浮かんだこと自体が不安になりました。
では、3つのきっかけについて、それぞれ詳しく説明していきます。
① 今後が不安になる出来事が連続して発生した
こと細かにお伝えすることはできませんが、、
・仕事ができる!という人の相次ぐ退職
・社内で飛び交うマイナス発言
・先輩の年収や月給を聞き、給与の上がり幅がごく僅かであることを知ったこと。
など、、いくつか「あれ?」と思う出来事が重なりました。
自分なりに、仕事への取り組み方や捉え方を変えてみましたが、今後が不安になるばかりでした。
会社の先輩や同僚が集まって話す時、必ずと言っていいほど「転職」の話題が出てきたのも違和感がありました。
② 業界内での給与の低さになんとも言えない気持ちになった
1回目の転職は、最終的に「こうありたい」という理想の姿に近づくための第1ステップと捉えてたので、「給与」よりも「スキルを身に付けて市場価値を高める」ということを重視していました。
教員時代はそれなりに収入もあったし、そんなにお金を気にすることもなかったから「給与」へのこだわりは特にはなかったな~。
しかし、実際に1年、2年と働いてみて、役職が付いたとしても給与の上がり幅がごく僅かで、業界内でも低い方だ…!ということを知り、何とも言えない気持ちになりました。
お金が全てではないとは分かっていても、これから何年働いてもそんなに給与が上がらないと分かってしまうと、なんだか悲しい気持ちになりました。
③ 30歳に子供がほしいと思った時に今がラストチャンスだと思った
これは、出産や子育てを考えている方(特に女性)にとっては、避けられないことだと思います。
まだまだ若い!と思っていましたが、気付けば27歳。
今後の人生設計を夫婦で話し合いました。
子どもは2人くらいほしいよね~。
20代は思いっきり、夫婦で楽しみたい!
1人目は、30歳でほしいね。
そんな計画通りに行くことではないと分かっていますが、産休や育休を取ることを考えると、転職するなら今がラストチャンスかなと思いました。
転職せずに今の会社を続けて、落ち着いてから…というのも選択肢の1つではありました。
しかし、子供が生まれてからとなると、仕事&子育て+転職活動となり、かなりハードルが高くなるため、身軽にチャレンジできるうちに!と思いました。
また、今の会社を続けるとなると、女性営業職の育休産休取得の前例がないため、その1例目を切り開いていく必要がありました。
前例が無いのは仕方ないとしても、男性の育休取得も…という状況があり、安心して子育てしながら、仕事を続けていく環境があるか?と言われると、かなり不安を感じる状況でした。
以上、3つが2度目の転職を考えたきっかけです。
「人生そんなに甘くない」「転職しすぎ」「辞め癖が付いてるんじゃないの」という声が聞こえてきそうですが、思い切って夫や職場の先輩などに相談しました。
これこれこういうことがあって…
転職しようと思うんだけど…
自分が転職したいと思うなら、転職して良いんじゃない。転職活動して、行きたいと思う会社があれば、その時に考えてみたらいいじゃん!
と、夫からは塩対応な回答をいただきました(笑)
そして、職場の先輩からは、え~!!と驚かれつつも…
そうか~そうだよね…。転職、やっぱり考えるよね…。
できることなら引き留めたいけど…うちの会社に残るメリットがね…。
と、なんだかしんみりした感じになってしまいました。
100%理想が叶う仕事なんて無い。どこかで妥協が必要。
と分かっていますが、もやもやした漠然とした不安や20代これで終わっていいのか?という思いがどうしても捨てきれず、転職活動を始めてみることにしました。
3.2度目の転職活動で求めたこと(=転職の軸)
そんなこんなで、2度目の転職活動をスタートしてみることになりました。
1度目と2度目の転職活動で「軸」とした内容を簡単に紹介します。
2度目は、今の会社で積んだ経験を生かしてIT関係の仕事に引き続き携わることを前提にしていましたので、それ以外の「軸」を黒板に記載しています。
・ワークライフバランス
・IT関係の仕事に就く
・年収よりもスキル重視
・社風とのマッチ度合い
・年収UP
・柔軟な働き方が選択できる
1度目で達成できなかった点を、2度目の転職活動の「軸」としているイメージです。
「こうありたい」という理想の姿に近付くための、第2ステップ!!
まずは、転職活動を通して自分にどれだけの市場価値があるのかを知るところから始めていきたいと思います。
4.おわりに
転職活動って、どうやって始めるんだったかな~。
まさか、自分でもこんなに早いスパンで2度目の転職活動を始めることになるとは思っていませんでした。
しかし、夫をはじめ色んな人に相談したり、自分の中でモヤモヤしていたことを書き出して整理したことで、「転職活動を始める」という心の整理を付けることができました。
転職するかどうかは置いておいて、転職活動をするだけならダメージ無し。
結婚していて、かつ30歳が近付いてくると、自分の人生だけでなく、夫婦の人生設計、親や祖父母の年齢…といろいろ考えることは尽きませんが、自分がやってみたいと思ったことにチャレンジする気持ちは何歳になっても忘れずにいたいと思います。
次回は、2度目の転職活動の実体験についてご紹介できたらと思います!!
最後までご覧いただきありがとうございました!